第15回アンサンブル演奏会
2007.02.18 - 演奏会案内
●Report1 木管編
2月18日は、東京都一般吹奏楽連盟主催のアンサンブル演奏会当日。
会場最寄り駅の箱根ヶ崎駅に着くと、外は曇ってて肌寒い。タクシーに乗り込み坂を上っていくと、眺めのよい瑞穂ビューパーク・スカイホールに到着。私たちが会場に着いたときには、すでに控え室にはプログラム前半の人たちがウォーミングアップを始めていて、緊張した空気が流れていました。その中で、クラリネット四重奏のメンバーが自分たちのペースを保ちつつ、最終確認を行っています。
そして、プログラム2番、女の子2人と男の子(?)2人で編成される、クラリネット四重奏の演奏が始まりました。やや緊張した面持ちでしたが、曲が始まると「♪ズンチャッチャッ〜 ズンチャッチャッ〜」のリズムに乗せて、3拍子のワルツが流れます。緊張はしているけれど、その中で楽しんで吹いている感じが伝わってきました。可愛らしさと激しい曲の対比する感情が、よく表れていた良い演奏でした。
プログラム15番、私も参加したフルート三重奏メンバーというと、ウォーミングアップのときに同じ部屋にいる他団体の雰囲気にのまれそうになりながらも、なんとか最終確認を行いました。
ウォーミングアップの部屋からチューニングルームに向かう途中、窓からは雨の上がった空が見え、内心「ラッキー」と思いながら、心にある不安が軽くなるのを感じます。チューニングルームは暖かく、音が響いていたのに気をよくして、なんだか本番はいけそうな気がしました。
本番前に客席で他団体の演奏を聴いたとき、奏者たちが緊張した雰囲気のまま演奏していて、楽しい雰囲気が客席に伝わっていない感じがしていました。奏者が楽しんで吹かない限り、客席は楽しめません。だから、「舞台では楽しんで吹くぞ」と心に決めて舞台に上がりました。
いざ舞台に上がり、演奏が始まるととりあえず緊張と戦いながらも、のびのびと吹いていた自分がいました。吹きながら、「練習では、本番で表現したいことの何倍ものことをしていないと、本番では表現できないのだなぁ」と痛感。
とはいえ終わってみると、曲中は演奏した曲のモチーフである「ニワトリ・カッコウ・ロバ」になりきって(?)、今の自分たちの持っている力を出し切ったように思います。
本番終了後は、吉祥寺にある"鶏と豆腐の美味しいお店"に行って楽しみました〜!! お店を見つけてくれたさおりさん、ありがとうございます☆
アンサンブル演奏会では、他団体の演奏を聴いてすご〜く良い刺激を受け、「私たちも、あんなに上手に吹いてみたい。楽器を吹きこなしてみたい」と思ったのでした。演奏会に出たことで、いい勉強になり良かったです。
●Report2 金管編
小雨降るとても寒い日でした。荻窪音楽祭に続き、SWHEの本番はなぜか雨にやられます(笑)。
クラリネットアンサンブルを終えた私は(とっても緊張しました〜)、金管アンサンブル隊の演奏を客席から聴いてました。いよいよ金管アンサンブル隊6人(Tp×3、Hr×2、Tb×1)が舞台袖から登場! と思ったら、出てきた途端、大急ぎでイスを並べ直しています。
あとで聞いたところ、ホール舞台担当(?)の方がセッティングしてくれたイスとイスの間隔の近さに「ビックリした〜!!」とのことでした(笑)。もともと「イスの間隔は狭めにお願いします」と頼んでいたそうですが、なるほど、そんなところもSWHEらしいですよね☆
さてさて、そんなプチハプニングにも、負けず始まった『ズーラシアン序曲』(個人的にこの曲好きです)は、緊張もなく、カッコ良く演奏していたように見えました(演奏していたみなさんはいかがだったでしょうか!?)。
こちらも聞いたお話ですが、金管アンサンブル隊の皆は練習の際、ホール練習もしていたそうで、きっとそんな練習もあって、一人ひとりの「音」が客席へ響いてきました。練習もけっこうしていたとか。
普段は一緒に演奏している仲間であり、演奏している姿を客席 (聴く側として)から見る事は、初めてだったので、なんだかそれぞれが「持っている音」のようなものが解って、新鮮でした。
今回、このレポートを担当した私は入団して半年ちょっと。SWHEでアンサンブルに出るのは初めてでしたが、とてもいい経験になり、クラパート内(一部)では「今度はジブリで出たいねー♪」と 盛り上がっていたのでした(笑)。
こうして無事、アンサンブル演奏会が終了しました。みなさんおつかれさまでした。最後に一緒に演奏してくれたクラの方々、この場を借りて本当ににありがとうございました♪
―演奏会曲目―
【フルート三重奏】
TERZETTO(F. A. ホフマイスター/W. ヘックナー)
【クラリネット四重奏】
FOUR SLAVONIC DANCES Op.46 no.6(A. ドヴォルザーク/P. スピンク)
FOUR SLAVONIC DANCES Op.46 no.8(A. ドヴォルザーク/P. スピンク)
【金管六重奏】
〜金管五重奏のための〜 ズーラシアン序曲(高橋宏樹)
- 2007年02月18日 (日)
- 06:30
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- by SWHE